RSS | ATOM | SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

author:スポンサードリンク, category:-,
-, -, pookmark
ものとひと
以前ここにも書いたけど
うちの台所には
辰巳芳子さんの言葉が貼ってある

「食事を作る人が辛抱強さを取り戻さないと、
 食事の支度とは忍耐のいるものだと
 真っ向、認めなおすより他ない」


何度、いつ読んでも
しっかりと心に入ってくる言葉


今日
教育番組で辰巳芳子さんが出ていた
全4回のシリーズで今回は3回目

少しドキドキしながらテレビの前に座る私

今までいろいろな雑誌や本で
辰巳さんの言葉や生活スタイルに触れたことはあったけれど
やはりご本人の口からしっかりとした言葉を聞くと
自然と姿勢を正して聞いている自分がいた…

想像していた以上に
優しい語り口
そしてとても上品で凛とした女性


辰巳芳子さんといえば
「いのちのスープ」

「人は生まれてスープを飲み
 死ぬときにスープを飲む」

という言葉を以前何かの本で目にして
なるほどなぁ…と深くうなずいた記憶があります

ちょうど離乳食期だったのでなおさらでした


私のイメージする料理家って
きれいなエプロンをして
「おいしく手早く!」
「お客様をおもてなし!」
「おしゃれに!」
「今夜のオカズに困ったら!」みたいなものだけれど

辰巳さんは全く異なっていて
料理と人生の哲学がクロスしているのだ


今回は「塩と風」がテーマ
なんでもないようなテーマだけれど
辰巳さんはしっかりと自分の中に塩と風を刻み込んでいた


塩でも風でも
いい塩梅にその食材に人が手を加えたら
後はそのもののの本来持つ力で行きたい方向にいってもらうこと
それが重要であって
またそれを見るのが楽しい

そういう過程を経て思うことは
物が人の手をとって導いてくれる

人と人の関係は言葉で粉飾できるけれども
人とものは向き合って悪い結果になれば
それによって自分を知ることができる

私が料理をしていて
想像をもしなかったことを
辰巳さんは気付けるこの豊かな深い感受性

ものとひと

どちらが優位に立つというわけでもなく
ものの世界を尊重するということ


由布院の老舗旅館の板前さんに
料理を教えるという講座をもっている辰巳さんは
その講義の中でこんなことも言っていました


「職人はどんどん稽古すればするほど我がとれていくはず。
 それはものと向き合ったときに
 そのものの行きたい方向を見極めて
 その手助けをしていくわけだから」



たくさんの人を惹きつける人は
その人自身はただ一人の人間なのに
その中にある強いパワーと
そこからあふれ出てくる圧倒的なオーラみたいなものが必ずある

それに圧倒されつつも
何か自分をも動かすエネルギーをもらえる気がする
それは興奮だったり
高揚感だったり


81歳のおばぁちゃまだけれど
31歳の私がパワーをもらって
どうしましょう…


こんな夜はいろいろ考えて
上手く寝付けないことが多いんだよなぁ…


でもきっと
必ず次回も見るであろう番組


料理のことを学ぶというより
人生の哲学を学ぶ

そんな料理の番組だ








今日のスミレ

ヤンキー座りで菓子つまむ






author:ミホレンジャー, category:DIARY, 23:56
comments(4), -, pookmark
ノックダウン
7月に妹の結婚式があるので
その時に着る洋服を探しに
今日はスミレを一時保育に預け
やる気マンマンで街へと繰り出しました


前からずっと行ってみたかった
白金台にあるmina perhonenの直営店


セレクトショップなんかでは洋服や小物はよくお目にはかかっていたものの
白金なんて普段行く機会がない私としては
直営店に行くにはなかなかきっかけをみつけられないままとなっていました

子供産んでからは特にねぇ



ワクワクしながら
お店に入ると

もぅもぅ!

皆川さんワールド全開の
(↑デザイナー)
細部までこりに凝った素敵な空間!!

どこでこんなかわいいアイテムを見つけてくるのだろう

アンティークの小物たちがわんさとあり
さらにまたそれらが洋服の素晴らしさを後押しているかのようでした


     

     

やっぱりミナの魅力は
なんといってもテキスタイルの素晴らしさにあると実感…

(もちろんシルエットも素敵ですが)


躍動感と手仕事のぬくもり感と
他にはないオリジナリティー

柔らかくて優しい雰囲気だけれど
伝わってくる強いこだわり


優しさと強さ



そこにたくさんの人を惹きつける魅力があるのだろうなぁ…



そんな魅力にとりつかれた私も
今日は素敵なワンピースとの出会いがあり
購入しました

つがいの鳥が向き合って
木の実をつついてる柄のワンピース




あ〜早く日の目をみないかなぁ
こうなると7月が遠い気がしてきます…




060512_1857~01.jpg
お土産のカエルのシールでご機嫌





絵を描き、それを布に写し取る。
それが僕のプリントの基本的なやり方だ。
その時しか生まれない
タッチや色を大切にしたいと思う。
コンピューターで柄を描くことを僕がしないのは、
筆から生まれる線、
鉛筆から生まれる線というように、
道具の違いや、それを持ったときの、
手の感覚から直接出てくる線で描いて、
自分の癖を残したいと思うからだ。
そして一回きりでやり直しができない絵と
自分が向き合っているときの緊張感や高揚感すら
絵に残したいと思う。
僕が柄を通して残したいのは、
自分から生まれる想像の世界と、
それを楽しみながら絵にしているときの空気感だ。
人の心に届くデザインの本質は、形や色ではなくて、
そういう気持ちなんだと思っている。

                     皆川 明

(「ミナ ペルホネンのプリント」文化出版局より抜粋)

author:ミホレンジャー, category:DIARY, 23:35
comments(5), -, pookmark
秋葉か中野か


今日は一央里さんの個展を見るために中野へ。

今回の個展は中野のカフェの中で展示するとあって
スミレがいても大丈夫かなぁと
少し心配しつつカフェに向かった。

中野は
以前旦那と行ったレストランが最悪だったので
あまりいい印象がなく
家からわりと近いわりにほとんど行ったことがない。


中野にカフェ?

と半信半疑で到着すると
なんとまぁほんわかほのぼのとした
マンションの1室を改造したとても居心地のいいカフェでした。

gallery & cafe Una Camera Livera


靴を脱いであがると
一央里さんの絵がたくさんあります。

以前代官山のギャラリーで見たときとは
全く違うように見える作品たち。

空間が違うだけで同じ絵でもこんなに違うんだぁ…


前は、凛とした強さを感じていたのに
 
もっと生活の中に溶け込んでいるような
優しくて暖かい雰囲気。


空間ってすごいなぁ。。。


(1回あきらめた空間デザイン、
 やっぱり少し勉強してみようかなぁ。。。)



一央里さんの素敵な作品に囲まれながら
おいしいご飯を食べ
カフェを出てから
ふらりふらりと中野ブロードウェイを歩いてみる。


いやぁ

すごいね。


ここも秋葉じゃないの?

というぐらい
おたく度が高い気がするのは気のせいではないと思う。

だって
メイドが普通にお店の前で掃除してたし
真っ青の髪してお姫様みたいな格好した人がチラシ配ってたし
かなりコアな本しか置いてない本屋でセーラー服着た店員がいたし
(over 30と思われます)
彼女いない暦38年みたいな人がシャツをパンツの中にいれて
リュックしょってキャップかぶってたし
目があさっての方向向いてる人が笑いながら通り過ぎてったし…


コスプレ用の洋服売ってるお店やら
有名店のまんだらけ、
フィギア、軍服、アイドルグッズなどなど
旦那と2人

「あの人見た!?」
「あの店すごい!」

と開いた口をますますあんぐりさせ
初めて訪れたディープな街に完全にのまれてました。。。



それにしても
あれだけお店があるのに
私たちには何も買うものがなかった。。。



旦那いわく

「ここは妄想の世界の匂いがする」


だそうな。



とりあえず今日1回ぐらいじゃ
把握しきれない街だったな


侮れず、中野くん。







author:ミホレンジャー, category:DIARY, 23:41
comments(5), -, pookmark
5年目
 
今日はベランダから富士山がきれいに見えた。
昔の人は富士山を見て拝んだというが
確かに神々しさのある山を見るたびに
拝みたくなってしまう気持ちは
今の人も変わらないのかなと思う。

眺められた日はいいことがあるかもしれないと思える
そんな感じ。




昨日の夜から偏頭痛。
今朝になっても頭のどこかに頭痛が残っていた。

なるべく薬は飲みたくないなぁなんて
我慢していたけれど一向に良くならないので
薬を飲んでみる。

でも飲むタイミングが遅かったらしく
あまり効かない。

あ〜ご飯作るの面倒だな
と思いながら準備をしていると
旦那から
「今晩は寿司でも買って帰ろうか?」
というメールがきた。

なんでそんなこというのかなぁ
偏頭痛のこと気にしてくれてたのかなぁ
なんて思いつつ
「ご飯の準備はもうしたからいらないよ〜」と返信した。



で、いつもより早く帰宅した旦那。

部屋に入ってくるなり大きな花束とケーキを持っていた。
スミレと私へ。


 んっ???



 なんで花束?

 ケーキ?


  ……


 あ〜〜っ!!



そう、今日は結婚記念日でした。



すっかり忘れていた私。


いやぁこういうのって
よく旦那が忘れて
奥さんが「ひどいっ!忘れてたのっ!」
なんてなじったりするのよくありますが



私が忘れてましたよ。。。



いやん



旦那と知り合ってから11年
結婚してまる4年
明日から5年目。


変わらず
(年齢とか見た目とかいろいろ変わってはいるんだけど)
相手を大事に思えること
大事にしてもらっていること

幸せに過ごしていること


感謝感謝です。




ぼかぁしあわせだなぁ。
(雄三風)


    
ケーキのご相伴にあずかるスミレ。
上の苺は全部取られた。。。


author:ミホレンジャー, category:DIARY, 23:06
comments(12), -, pookmark
ゆるっ…
見ました?

今日のテレビチャンピオン。


ゆるキャラ日本一決定戦やってましたね。


審査員もゆるくって
みうらじゅん
安斎肇
糸井重里 

いいぞぉ
ゆるいぞぉ


だいたい決定戦とかいいつつも
キャラの中に入ってる人の体力勝負みたいな試合だし

50メートル強風耐久レースとか
(強風の中を走って早くゴールしたキャラが勝ち抜け)
イス取りゲーム的なのとか

テレビ欄を見たときは
鼻でフッ

って感じだったけど
見てみたら
全体的なそのゆるさにはまってしまった私でした。

それにしても日本はキャラクター王国だよなぁ。

以前テレビでアメリカ人の広告デザイナーが
日本のキャラクターの多さに驚いてて

「薬の宣伝にもキャラクターがいるのは日本独特。
 アメリカなんかでキャラクターを付けてしまうと
 すごく弱いイメージになって薬は売れないんだよ。
 日本は日常の中にキャラクターが溢れている!
 素晴らしい!」

って言ってた。

やっぱりアニメ文化が根付いている日本人にとって
キャラクターは必要不可欠なのかね。

素晴らしいかどうかは別にして
結局優勝したのは
秋田のスギッチでした。

これがまた絶妙に微妙キャラだった。。。

足が伸びたり縮んだりする。。。



「結局はゆるいキャラが勝つのです
 いい試合をありがとう!」
と言い切ったみうらじゅんも絶妙。。。


ほんと面白い人だ。

ていうかこの企画だけかと思ったら
どうやらみうらじゅんはゆるキャラの本もすでに出してたみたいだし。


マニアックに深いところいつもついてくるよなぁ。。。

テレビに出てると目が離せない人の一人です。




ちなみに

うちの区のキャラも出てた

もちろんスダチ君も。。。すぐリタイアしちゃったけど。

そして…

けっこう気になっていたキャラ。
ハンタマ君。

卵が名産とかではなく
ハンターマウンテン(スキー場)と言う名前の略。

いなくてもいいだろうっ!と突っ込みたくなるぐらいにゆるすぎる。
ほとんど顔ないし!







author:ミホレンジャー, category:DIARY, 23:38
comments(5), -, pookmark
おすそわけ



妹が大学のサークルのOB、OG合宿に行くというので
金曜の夜にうちに泊まり(朝早いからうちからの方が近いらしい)
合宿後もお土産(のりこさんから)を持ってまた泊まりにきた。


相当楽しかったらしく
家に着いてからもしばらくは
デジカメで撮った思い出たちをジ〜っとみてはニヤニヤの繰り返し。

今日は筋肉痛の足をロボットのようにがくがくさせながら
帰っていきました。(バスケサークルなので)


学生のときの友達っていくつになってもいいもんだなと
私がなんだか改めて思ってしまった。

何年たってもいつ会っても
あの頃のあの温度で会える友達。

社会人になってからとはまた違うんだよねぇ。


私もなんだか学生の頃の友達に無性に会いたくなってしまった
そんな日でした。



のりこさぁん、おいしいお土産ありがとう!
貫三君のお勧めどおり
メロンパン絶品でした♪
カレーパンは香辛料の独特の風味が秀逸だわん。

サプライズプレゼントでとてもうれしかったラブ
author:ミホレンジャー, category:DIARY, 00:01
comments(8), -, pookmark